佐賀県産「長粒米」にも力点
米穀新聞　美味しさ、安全、環境を追及

2014年10月30日

美味しくて、安全で、環境に配慮した商品の提供に努め、企業キャンペーンなどでも実績と信頼を獲得している。また、五ツ星お米マイスターとして、各地で食育、ごはん食などの講師を務めているが、昨今の家計調査などのデータを見ても、食への消費量が減っていると指摘、生活が便利になって体を使わない、動かなくなったと憂慮する。自動車に例えるなら、排気量の小さなコンパクトカーになっているよう。スポーツを奨励し、食欲増大、食生活の充実も考えていかなければならない。

今後の農業は、生産者個人ではなく、生産者グループ、地域の集落、多くの専門家が連携し共に同じ目的をもって追求していかなければならない。その具体例として、日本生まれの「長粒米」への取り組みがある。「短粒米」と同じく、お米の香りがし、噛んでいくと旨みを感じるのが特色。佐賀県伊万里の生産者たちとの共同作業による新たな食生活の提案で、「長粒米レシピ」も発信している。（記事より一部抜粋）