日本農業新聞 長粒米「ホシユタカ」
ヒットの兆し
日本農業新聞 長粒米「ホシユタカ」
- 2015年3月30日
佐賀県は、関東の米穀店(金子商店)と連携し、長粒米「ホシユタカ」の需要を掘り起こしている。高アミロースで粘りが少ないのに加えて、炊飯直後の香りや噛みしめた際の甘みが評価されている。
食材やメニューが多様化している中、日本では短粒米がほとんど、長粒米を食べている地域の料理は、長粒米で作る方が美味しい。世界の米生産量の約8割は長粒米。2020年の東京オリンピック・パラリンピックには多くの外国人観光客が訪れる。自国の食文化を日本産食材で楽しみたいというニーズは高まり、その良さを実感してもらえれば輸出進行にもつながると期待している。