お米マイスターの活動

2011美味しいお米コンクール 審査員

2011年12月03日

おいしく安全性の高い米づくりに取組む農家の、一層の生産技術の向上と活性化を目的としたお米コンクールが開催され、その審査員として長野県木島平村に行ってきました。

関東甲信越と静岡の1都10県から374点の出品があり、そこからノミネートされた21点の最終審査をおこないました。
日時: 平成23年12月3日(土)11:00~14:00
場所: 長野県木島平村体育館

平成23年度 瑞穂の国 美味しいお米コンクール 関東甲信越静大会inきじま平

1次審査(書類審査)栽培履歴の確認
2次審査(機械測定)食味値
3次審査(機械測定)食味値+味度値
最終審査(食べ比べ審査)色・ツヤ、香り、粘り、食感、食味

主催者挨拶(木島平村村長)

開催地の木島平村は人口5000人ほどの小さな村ですが、魚沼にもほど近い長野県北部に位置し、お米コンクールで何度か受賞するなどおいしいお米の産地として知られるようになりました。

審査員席

最終審査には、機械測定で食味値と味度値の合計点が高いもの21点がノミネートされ、そこから16名の審査員(米・食味鑑定士、五ツ星お米マイスター、消費者代表など)がそれぞれおいしいと思うお米を5点選んで投票します。

最終審査にノミネートされたお米の主な産地は、群馬県みなかみ町、川場村、長野県飯山市、木島平などが目立ちました。
同じ産地・品種のお米もありますので、感覚を研ぎ澄まし、「外観」、「香り」、「旨味」、「粘り」、「硬さ」を確かめながら慎重に食べ比べます。

Jaaたけやミニライブ

審査の集計中、エンタの神様、あらびき団にも出演している「Jaaたけや」さんのミニライブがあり、驚いたことにその内容はまさにお米の「食育」。それを楽しく、分かりやすく見せる芸に感動しました。
送迎の車で一緒になり、少しお話をしましたが、元普及指導員でお米について大変お詳しい方でした。

鬼島太鼓 演奏

小学校3年生から高校3年生までの女子21名のチームで東京国際和太鼓コンテストにおいて成人チームを圧倒し見事「最優秀賞」を獲得する腕前。
鬼島太鼓の演奏は本当に胸に響きました。

表彰式

学校部門では22校から応募があり、木島平小学校が金賞を受賞しました。
食べ比べ審査はおこないませんでしたが、小学生から高校生の子供たちがつくる、お米のレベルや関心の高さに驚きました。

今回のお米コンクール審査の結果、「金賞4点」、「銀賞2点」、「銅賞5点」が選ばれました。
受賞した生産者は、「消費者においしいお米を食べて喜んでもらう為、これを励みにこれからも頑張りたい」とおっしゃっていました。

木島平村公式ウェブサイト

いーなか交流館(北信州木島平村の交流サイト)

今回をプレ大会として、来年は、米・食味鑑定士協会が主催する「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」が木島平で開催されます。