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世界遺産 五箇山のお米「富山」へ
2013年03月08日
企業のキャンペーンのコンセプトに合ったお米を求め、世界遺産に登録されている富山県五箇山を訪問しました。
戦いに敗れた平家の落人が隠れ住んだのがはじまりといわれている五箇山。冬の豪雪に耐えるため、屈強な構造を持った合掌造り家屋が建てられ守られてきました。
1995年に日本で6番目の世界遺産として登録され、ミュシュラン・グリーンガイド・ジャポンンで三ツ星に格付けされている。
【五箇山】
南砺市の旧平村、旧上平村、旧利賀村を合わせた地域
山々に囲まれた 豪雪地帯
富山県の南西部に位置する「五箇山」は、岐阜県との県境を挟んだ「白川郷」と共に、合掌造りの集落が世界遺産に登録されています。
世界遺産五箇山 合掌造り集落
訪問した時は、雪が多かったので、後で写真を送ってもらいました。心の安らぎを与えてくれます。
相倉合掌づくり集落
日本の原風景がそのまま残る集落は、世界遺産に登録されて保護されています。古いもので築400年、今でもここで暮らしています。
茅葺き(五箇山)
茅葺き屋根の傾斜は約60度もあり、それほどの急勾配をつけることで、雪の重みにも耐えることができるのだそうです。
古くから「結い」と呼ばれる相互援助の仕組みがあります。
田植えや稲刈り、30~40年ごとに行われる茅葺き屋根の福加絵など、村人は「結い」の気持ちを結束させて共同作業に取り組んでいます。
相倉民俗館
五箇山での暮らしや先人の知恵が詰まった生活用具などが展示されています。
屋根裏(2階)
集落で使われた民具、農耕具、和紙や塩硝(火薬)の製造道具などが展示されています。
石垣の中には?
ここに住んでいる方の駐車場だそうです。
共同乾燥調製施設(カントリーエレベータ)
収穫されたお米は、ここに集められ、乾燥、モミむき、選別を経て高品質な大粒なお米に仕上げています。
貯蔵ビン内部
じっくりと除湿乾燥
通常熱風を使って一気に乾燥させますが、時間をかけて常温で一定の乾いた空気を送って乾燥しているため、自然乾燥に近く風味豊かに仕上がります。
中央監視室
ここですべての温度管理、貯蔵タンク、機械などを監視、制御してます。稲作は「温故知新」です。
城端駅(最寄り駅)
電車で往復10時間の道のりで滞在時間が3時間しか取れなかったので、次回は栽培期間中に訪問したいと思ってます。
日本の原風景、次の世代につないでいきたいですね!