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「京式部」京都府を訪問
2023年02月08日
京都府オリジナル品種「京式部」の産地、綾部市を訪ね、倉庫や圃場を見学し、JA担当者と意見交換を行いました。
京都府北部、深い森に抱かれ「森の京都」と呼ばれるエリアに位置する綾部市は、今なお美しい自然環境や豊かな里山・田園と農村の暮らしが営まれている地。由良川の豊かな流れと、寒暖差のある気候がおいしい農産物を育んでいる知られざる美食の里です。
鮎の漁場でも知られる清流「由良川」が貫流し、由良川から発生する朝霧立ち込める穏やかな自然環境の中、万願寺甘とう、丹の国茶をはじめ、環境に配慮した米づくりにも積極的に取り組んでいます。
米づくりに適した気候風土
由良川水系や土師川水系などの豊かな水に恵まれ、水保ちのよいほ場が多く、米づくりに適した地域です。
山に囲まれた昼夜の寒暖差が大きい気候条件下、米粒にデンプンが蓄えられおいしいお米が実ります。
お茶の栽培でも、寒暖差によって葉に糖を蓄えるため、この地ではまろやかな風味のお茶がとれるそうです。
圃場を見学
晩秋から冬にかけて、曇雨天、降雪の日が多い「うらにし」と呼ばれる気候が続くそうで、この日もあいにくのお天気でした。
プレミアム米コンテスト
管内では、各地域でプレミアム米コンテストを開催し、食味審査によって順位付けを行っています。農家の栽培技術の向上やお米の品質向上に取り組んでいます。
京都府 丹波産 京式部(特別栽培米)「その先の美味しさへ、老舗料亭が認めるお米」新品種
京都の老舗料亭が選定に携わり、味や香りにこだわり抜き誕生した新品種。薫りの物語と言われる「源氏物語」の作者・紫式部をモチーフに「京式部」と命名されました。乾燥・調整段階でも品質にこだわり、1.9㎜以上の大粒で色彩選別をクリアした粒のみを厳選。大粒でツヤがあり見栄えが良く、心なごむ香りと味わい深い食感で、まさに華やかな平安の雅を彷彿とさせるお米です。