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熱中症対策 水分だけではなく「エネルギー補給」も
2015年08月08日
ニュースなどでよく見聞きするようになった熱中症。こまめに飲み物を飲んで、失った水分を補給することはみなさんご存じと思いますが、そもそも体温調節するのもエネルギーが必要です。
エネルギー確保には、炭水化物がとても重要です。
太るとの誤解がありますが、炭水化物は効率の良いエネルギー源。特にお米は燃焼力も高く、持続力もあります。
スポーツをする人、子どもは、普通の生活の基礎代謝(生命維持+日常生活)の他に、運動消費、細胞修復、疲労回復をしなければならないので、多くのエネルギーが必要となります。
エネルギーが不足すると、低体温になり、代謝も悪くなり、体は省エネモード(だるい・眠い・スタミナ切れ)に入ってしまいます。
朝ごはんを食べないで出勤途中の電車の中で寝ている人も多いと思います。まさに省エネモードです。
ごはんはの重量 約65%が水分
スポンジのように水分を吸収したごはんは体内にも吸収されやすいです。
しかし、ごはんだけでは足りない栄養素もあります。
食品中の必須アミノ酸の含有比率を評価するための数値である、「アミノ酸スコア」でみると、ごはん 65 で100には満たないです。
※玄米68・食パン44
そこで、残りの分を補うには、タンパク質も含まれている、味噌汁「大豆」です!100に近づけることができます。
暑い夏でも美味しくサラサラっと食べれる冷汁がオススメです。炭水化物、タンパク質、汗で失われる塩分補給も
「ごはん」プラス「味噌」の冷汁 エネルギー補給を!
日本型食生活(ごはんを中心とした食事)
お米は燃焼力の高い食材で体温も上がり、味噌汁が代謝も高められます。朝ごはんは特に1日のスタートで大事です。忙しい方には「おにぎり」をおすすめします!
1回の食事で炭水化物は、全体の60%、スポーツしている人であれば70%が目安です。多いなとおもわれますが、実際に昭和30年代に食べられていた量です。だからスタミナがあったのでしょうね。
炭水化物を多く取って、脳に糖質を補給し、エネルギーを一時的に保存しておくための物質「グリコーゲン」を常に筋肉に満たしておけば、フルパワーで動くことができます。