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「ふっくりんこ」を求めて北海道へ
2011年09月21日
開拓当時は、寒さのあまり稲作不毛の地だった北海道ですが、厳しい環境を克服し、おいしいお米をつくるために、土づくりや栽培の工夫、品種改良が次々とおこなわれ、どこよりもたくさんの品種を誕生させてきました。
新しく3品種のブランド米「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「おぼろづき」が誕生し、今年から低アミロース米の「ゆめぴりか」が本格的に販売されますが、今回は、その中でも以前企業キャンペーン用のお米としても 使用したことのある「ふっくりんこ」に注目してみました。
ふっくりんこ
8月前半は気温が高く、日照時間も平年より多かったため、出穂後の生育、登熟は順調で例年よりも良いです。
穂数が少ないものの米粒が充実され平年並みの収穫量が期待されます。
収穫したばかりの籾(モミ)
受入工程でそれぞれバーコード管理し、品種、食味ごこに仕分けタンク(15トン×24本)へ
乾燥・精選(比重選別)工程を経て、籾貯蔵タンクに入ります。
分析室
受け入れたお米ごとにサンプルが自動的に抽出され、それぞれの機器で測定されていきます。最終的に人間の目でチェックされます。
超低温籾貯蔵タンク(1本で500トン)
空高くそびえ立つ塔のようなものが17本立っています。これはお米をモミのまま貯蔵しておくタンクで、1本にはお米が500トンも入るそうです。北海道で一番大きな施設ではないでしょうか。
次に調整工程(籾摺り、石抜き、粒選別、色彩選別機)を経て製品タンクへ
色彩選別機
ここで着色したお米などを選別して、充実した、きれいな玄米が次の工程に行きます。
ものすごい高価な機器が3台あり、増設する予定です。
中央制御室
この大きな施設をここですべて管理しています。
稲刈り本番
近くから稲刈りの様子を撮りたかったのですが、滞在時間が短かかったため(約2時間)、列車の中から撮影しました。
以前から気になっていたのが、今回もエアポート、スーパーカムイで移動しましたが、車内放送で終点とは言わず、終着と言ってました。終点より終着の方が響きがいいですね。
ホテルの部屋から(こんなにも近いなんて)
あまりの近さに驚きました。翌日は台風が関東上陸の予報。チェックインカウンターもすぐなので、予定より早い便に変更しようと思いましたが満席で変更できませんでした。
空港内のアナウンスは既に欠航や条件付きの飛行の案内で帰れるか心配でしたが、予定の飛行機に乗ることができ、なんとか羽田空港まで戻ることができました。(次の便は欠航だったようです)
今年からふっくりんこを取扱うようになりますので、入荷日や予約ページ等の準備ができましたらご案内致します。