産地情報

「南魚沼コシヒカリ」収穫状況の確認

2022年09月28日

令和4年産 南魚沼コシヒカリの生育と収穫状況を確認するため、新潟県南魚沼市を訪ねました。

今年の南魚沼地方は、6月に水不足が心配された一方で8月は雨が降り続くなど天候が不安定でしたが、産地でこまめに水管理を徹底するなど対策を行いました。また、台風14号の影響で、9月17~19日にかけてフェーン現象による異常高温と乾燥が発生しましたが、事前に刈取りを行うことで、胴割れなどの発生を抑えることができ、今年も良質な「南魚沼産コシヒカリ」が収穫できました。

9月の南魚沼市

南魚沼市は新潟県南部の魚沼盆地に位置し、盆地特有の寒暖差の大きい自然環境のもと、先人が築き上げた米作りの技を受け継ぎ、日々努力を重ね、高品質のコシヒカリを生産しています。
ここ旧塩沢町で栽培されたお米は、魚沼地域の中でも特においしいと評価されるトップブランド米です。

カントリーで乾燥・調整

すでに稲刈りが終わり、籾の状態でカントリーに持ち込まれます。藁などを取り除き、乾燥します。

低温保管

フレコンバッグ(重さ1トン)がずらりと並び、低温保管されます。

玄米倉庫

籾から丁寧に玄米に仕上げられ、米袋に詰められ、出荷を待ちます。

南魚沼産コシヒカリ(特別栽培)

広い魚沼産地から、お米マイスターが自ら何度も足を運び、旧塩沢町に地域を限定。化学肥料を一切使わず、農薬の使用量を極力抑え(8割減)、環境へ配慮しながらたくさんの手間ひまをかけて育てられた希少な「特別栽培米」です。