新潟日報「新之助」お米マイスターのコメント掲載
新潟日報「新之助」お米マイスターのコメント掲載
- 2020年10月29日・30日(連載)
デビュー3年「新之助」のいま(上・下)
新潟日報の特集記事「デビュー3年、新之助のいま」(上・下連載)で、お米マイスターのコメントが掲載されました。
「新之助」は新潟県がコシヒカリと並ぶトップブランド米として開発し、デビューから3年を迎えた今、品質への評価が高い一方で販売面で苦戦している理由について、価格面やPR戦略の効果について報じられています。
近年は猛暑の影響で品質が下がる品種が増える中、新之助は暑さに強く、1等米比率を90%に保っている点で、これからを担う新しい品種として期待されていますが、高品質を維持するため、厳しい品質基準や出荷基準で、生産者への負担が大きいという問題点も指摘されています。
当店での販売傾向として贈答などでご利用の方が多いですが、リピーターが少ないことを挙げ、新之助を日常的に食べてもらうための工夫、例えばどんなおかずに合うか、どんな方に食べてもらいたいのか、どんな場所で作られているのかなど、産地情報(リーフレット)の必要性などをお伝えしました。
暑さに強い「新之助」は新潟にとっても重要な品種です。消費者の意見も聞きながら、生産者、行政、JAが協力してブランド米定着に向けて戦略を打ち出してもらえばと思っています。