MONOQLO 8月号
- 2012年06月19日
5メーカー炊飯器 実食チェック
今の炊飯器のチェックすべき点は「釜」と「圧力」の2つ。釜においてはどのメーカーも蓄熱・発熱効果は高いため、高級モデルは圧力の有無で検証しました。
圧力タイプは高温で炊き上げることで、柔らかめでもっちりとした食感になるのに対し、非圧力タイプは固めでしゃっきりとした食感になりました。
エントリーモデル(三菱、象印、東芝、タイガー、Panasonic)の比較は、味自体は大きな差がなく、使いやすさや価格面が大きく順位に影響したようですが、「通常炊き」で比べると、各メーカーともに早炊きのような少し硬めの食感でした。
高級モデル、エントリーモデルともに、お米が本来持っているおいしさを十分に発揮するには、やはり最低でも30分、できれば1時間の浸漬は必要です。
機種や炊飯コースによって浸漬時間を長めにとってある場合もありますので、試しながら浸漬時間を調整してみると良いかもしれません。
中には15段階の炊き分けができる機種や、浸漬無しでも美味しく炊ける高級モデルもあり、炊飯器はまだまだ進化し続けています。