MONOQLO 2月号
- 2012年12月19日
THEモノ玄人
巷の気になるアレにツッコミを入れるコーナー「THEモノ玄人!」。
新米を炊飯する時には「水を少なめにして炊く」というのが常識ですが、なぜ少なめにして炊くのでしょうか?
昔はお米を収穫したあと天日干しで乾燥させていましたが、乾燥具合いを生産者の感覚で測っていたため水分含有量も多かったようです。しかし現代では、収穫後の乾燥技術(新米)や保管方法(古米)の進化により、新米と古米では水分含有量に大きな差は見られませんでした。
では新米を炊くときも水を少なくする必要はないのでしょうか?
炊飯時の水加減を通常どおりにした場合と5%減らした場合に加え、それぞれの浸漬時間を10分、20分、30分、60分とかえて炊飯テストしてみました。
新米を炊くときに気をつけなければいけないポイントや、新米のベストな炊き方について掲載しています。