「カーボンニュートラルに向かう食の事業変革」企業事例
スマート・オコメ・チェーン
事例紹介(金子商店)
「カーボンニュートラルに向かう食の事業変革」企業事例
- 2023年02月15日(水)
カーボンニュートラルに向かう食の事業変革 農業・畜産・水産・食品製造・食品流通の脱CO2
スマートフードチェーン推進の足がかりとなる取り組みとして、金子商店(結の蔵)のデータ活用事例が紹介されました。
農林水産省では2021年にスマート・オコメ・チェーンコンソーシアムを設立し、生産から流通段階の管理情報(生産履歴・検査・精米など)のデータ活用を推進し、お米の消費量を上げる取り組みを進めています。
金子商店の店舗や通販サイトでは、いち早くデータ活用に着目し、お米の味の違いを伝える「おいしさの見える化」に取り組んでいます。玄米の成分や品質を数値化したり、食感のチャート表を作成し、お客様の好みに合ったお米をデータを交えて提案することで、リピート購入にもつながっています。
今後は流通段階でのデータ共有が始まることで、産地情報を取得し安心して購入できたり、購買データからニーズにマッチした品種開発も期待されています。
日本人の主食である「お米」の価値が見直され、消費者が安心してごはんを食べられるよう、米穀の流通全体が連携して取り組みを進めたいと思います。