商経アドバイス 長野県産米の販路拡大 情報交換会
2015年3月2日
2015年3月5日
商経アドバイス 長野県産米の販路拡大 情報交換会
- 2015年3月2日、3月5日
若手生産者らプレゼン 有力小売と情報交換・商談会(3/2)
首都圏コメ消費最前線(3/5)
東京・銀座に昨年秋にオープンした長野県のシェアスペース「銀座NAGANO」で、長野県原産地呼称管理制度認定米生産者が、今後どのようにして販路を拡大していけば良いのか、その方向性を探るため、首都圏の有力コメ小売事業者3社(スズノブ・山田屋本店・金子商店)をアドバイザーとして、情報交換会が開催。その内容が商経アドバイス(新聞)に3月2日と3月5日と2回にわたり取り上げられました。
3月2日では、独自ブランドの生産・販売に力を入れている若手生産者からのプレゼンテーション、3月5日では、小売事業者3社の生産者への個別の情報交換・アドバイス、3社の取り組みがそれぞれ掲載されました。
お米マイスター 金子真人は、「情報、商品があふれている今、流通では既に売れている商品を探すことに一生懸命になって、産地や取引先と一緒に新しいものをつくっていこうと気持ちが薄れがちで、生産者、取引先も一緒になって育っていかない。」そういう思いを具体的に体現するような取り組みとして、佐賀県、JA、生産者、普及センター、農業試験場、レストランなどと連携して進めている「お米マイスター×佐賀米プロジェクト」の国産長粒米を紹介。
このプロジェクトについて「確かに苦労もあるし、責任も重い。しかし、いま売れているコメも大事だが、5年先、10年先を見据え、これから売れていくコメを生産者と一緒になって育てていくことも重要」との思いを語った。