川越高等学校新聞部から取材

備蓄米流通安定とは ~川越のお米事情を問う~
川越高等学校新聞部から取材
- 2025年06月26日(木)
川越高校新聞部の皆さんから、「備蓄米」に関する取材を受け、米価高騰の背景や備蓄米が市場に与える影響についてお話ししました。
米不足・価格高騰の背景には、年々減少傾向にあった収穫量や、異常気象による品質や歩留まりの低下、外食需要の急増、販売先の多様化などが複合的に影響しています。
こうした中、農協への集荷が減少し、市場に出回る米の量が減り、スポット価格が高騰し、全体の価格上昇につながりました。
備蓄米の放出によって「異常な価格」が抑えられるのはありがたいことですが、農業を持続可能にするには、生産者の収益がきちんと確保される価格の維持が必要です。
今回、新聞部の皆さんが実際に足を運び、対面で丁寧に取材してくださったことに感動しました。電話やリモートが主流となる今、こうして直接話を聞く姿勢はとても立派で、学業と部活動を両立しながら社会と関わる経験は、きっと将来の力になると感じています。