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あきたこまち生育確認「秋田」へ
2011年07月29日
新米(23年産)あきたこまちの生育状況を確認しに、秋田県に行ってきました。
この地域は、名水百選にも選ばれた六郷湧水群があることで知られていますが、あきたこまちの産地としても有名です。
耕地面積6,780haのうち約93%にあたる6,300haが水田というだけあって、一面に豊かな穀倉地帯が広がっていました。
大雨で車の中から案内して頂きましたが、途中から雨も止み田んぼへ入ることができました。
新聞記者の方もお越し頂き、お米や視察について取材を受けました。
肥沃な大地と清冽な水に恵まれた田んぼ
今年は雪解けが遅く、田植えが1週間程度遅れたそうですが、順調に生長しています。
奥羽の山並に降った雨、雪解け水
田んぼの中に入り生育確認
穂が出る前の状態(出穂)
お米の花(おしべ)が中央にうっすらと
これから、茎の中でてきている穂が外にでて受粉します。
ニテコ清水
名前の由来は、アイヌ語のニタイ(森林)、コツ(水たまり)から付けられたと伝えられています。
明治天皇御巡幸のとき、この水を差し上げたことから「御膳水」としても知られています。
豊富な雪解け水は田を潤すだけでなく、長い年月をかけて地中を通り、街中のいたるところから清水として湧きでていました。町内には126か所もの湧水があるそうで、今でも生活水の一部として利用されています。
がんばろう日本! かんばろう東北!
新幹線の車窓から埼玉、栃木、福島、宮城、岩手ともに例年通りの作付がおこなわれているようでした。
日本の米どころ東北の被災産地を応援していきます!
新米情報
この地域でとれた「あきたこまち」は、収穫後籾を乾燥するときに、火力を使わないじっくりと乾燥をさせ風味を豊かにします。そのため、刈取は10月上旬頃ですが、じっくりと乾燥をさせるため、11月上旬頃の入荷予定となります。お楽しみに!胚芽米もご用意します。