お米マイスターの活動

炊飯器実食チェック MONOQLO取材

2012年06月06日

「月刊 MONOQLO(モノクロ)」からの取材で、炊飯器実食対決をしてきました。

簡単、便利で美味しく炊ける炊飯器が年々進化を続けている中、たくさんの炊飯器が販売され、高級モデルとして10万円を超えるものも出ています。

今回は、5メーカーのエントリーモデルと高級モデルを検証。
約5キロ分のお米を「通常炊き」で炊き、約4時間食べ続け適正に評価いたしました。

浸漬(お米を水に浸す)が重要

今の炊飯器は取扱説明書には水に浸す(浸漬)ことなく、すぐにスイッチを入れるよに書かれています。
これは、各メーカー、お米に水を浸透させる機能がついていたり、ある程度、炊飯時間に浸漬も含まれているためと思われます。

そうは言っても、浸漬させずに、「通常炊き」で比べると、各メーカーともに早炊きのような少し硬めの食感でした。
※炊飯時間:30分から50分
お米が本来持っているおいしさを十分に発揮するには、最低でも30分、できれば1時間の浸漬は必要です。

高級モデルの「通常炊き」は、早炊き食感はわずかになくなるが、やはり浸漬時間が必要。
各メーカーの「こだわりの〇〇機能」を使えば、炊飯時間は長くなりますが、美味しく炊けます。

ただ、高級モデルの1機種だけ水に浸さず、「通常炊き」でも美味しく炊けました。
今後は、そのような炊飯器が各メーカーで発売されるのでしょう。

炊飯器の買い替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
6月19日発売の MONOQLO 8月号に掲載予定です。

※掲載後、メディア紹介ページでもご案内いたします。

エントリーモデル比較 (キッチンスタジオ)

余ったご飯はすべて「おにぎり」に

余ったごはんはすべて、塩おにぎりを作り、さすがにすべて塩おにぎりでは飽きてしまうので、撮影途中で買ってきた梅干し、昆布でおにぎりを60個以上作りお持ち帰りしてもらいました。