お米の知識

炊飯用土鍋のテスト(ご飯釜)

2012年07月10日

フタがガラス製の炊飯用土鍋で炊飯テストしました。
耐熱ガラスのフタは鍋にも使われていますが、炊飯用の土鍋に使用しているものは初めて見ました。
持ってみると重みもあり、一般的な土鍋と比較しても、釜の厚みが2倍程度もあるため、細かな火加減調整がいらないようです。

 テスト内容

・ご飯釜 HARIO
・お米:佐賀産さがびより(特別栽培) 3合
・浸漬時間:1時間
・カセットコンロ 4.1KW 強火

フタがガラスなので中が見える(浸漬中)

ガラスのフタということで、ごはんが炊けるまでの様子が全て見えるんです。今まで見たこともなくワクワクします!
小学校でのお米の授業など、食育活動でも使えそうですね。

説明書には浸漬30分と書いてありましたが、やはり1時間くらい浸すと、もっとふっくらと美味しく炊けます。

沸騰すると、「ピーー」 笛でお知らせ(強火)

「初めチョロチョロ中パッパ赤子泣いてもフタとるな」は、昔から伝わる炊飯のコツ。
この土鍋は釜が肉厚なので、最初から強火でも中まで徐々に熱が伝わるため、ずっと同じ火加減でOKなのですが、お米3合を強火で一気に炊き上げてみると、意外と早く10分弱で沸騰してしまったため、少し硬い食感が残りました。(炊飯器の早炊き食感)

火加減の調整(第2弾テスト)

次回のテストでは、もう少し火力を抑え、12~13分くらいで沸騰できるよう火加減を調整してテストしたいと思います。