お米マイスターの活動

ごはんパワー教室(小学校)2013

2013年10月22日

日本人の主食であるお米は、縄文時代(3000年前)から日本人の社会や生活を支える農産物として大切に扱われてきました。
我々の生活、文化、食事の土台を作り上げてきた「お米」を子どもたちに知ってもらうことはとても大事なことです。

今回、「ごはんパワー教室」で出前授業してきたのは、埼玉県所沢市の小学校5年生(3クラス)クラスごとに、お米の授業をしました。

【日時】 2013年10月22日
【対象】 5年生(98名)3クラス

積極的な子どもたち

積極的な子どもたち(ごはんパワー教室2013)

元気いっぱい!こちらも元気になれます。

収穫後の稲(葉の色・お米の水分チェック)

収穫後の稲(ごはんパワー教室2013)

新米の魚沼産コシヒカリ、埼玉県鴻巣から「彩のかがやき」とバケツ稲との比較をしてもらいました。
彩のかがやき特別栽培は前日収穫していたところ、少し分けてもらいました。とれたてだったので、収穫の時のお米の水分が多いこともわかってもらいました。

俵持ち上げ

俵持ち上げ(ごはんパワー教室2013)

昔は、この俵2つ半くらい(1石=150g)1年間に一人が食べてました。今では56kg。この俵よりも少ない量です。

お米のことについて

お茶碗一杯のお米(ごはんパワー教室2013)

脳の栄養素がブトウ糖であることや、お米にはたくさんの種類があることなど説明しました。

特に人気があったのが、「おもしろ品種ランキング」でした。数日前からすべての品種名から選んで作りました。

籾(もみ)むき体験

籾むき体験(ごはんパワー教室2013)

割りばしを使うと簡単に籾が取れます。その後はすり鉢とソフトボールで籾むき

ビンを使った精米

ビン精米(ごはんパワー教室2013)

摩擦による精米を体験してもらいます。

精米リレー

精米リレー(ごはんパワー教室2013)

2つのグループに分けて、精米競争!みんな楽しそう。

糠の試食

糠の試食(ごはんパワー教室2013)

ビンで精米したお米を小型精米機で仕上げ。その時にでたぬかを食べてもらいました。

最初は遠慮していましたが、甘い!、美味しい!の声が聞こえるとほとんど全員がなめてました。

食事のバランス≪主食(米・麦)・主菜(おかず)・副菜(野菜)≫

ごはんの良さ(ごはんパワー教室2013)

食事バランスを考えるのは難しいので、お弁当箱をイメージしたバランスを覚えてもらいました。

主食が半分、残りの半分を3つに分け、1/3おかず、2/3野菜など。これが適正なバランス。おかずが多いですよね。

世界のお米

世界のお米(ごはんパワー教室2013)

お米は世界中で生産されています。(アジア・オセアニア・ヨーロッパ・アフリカ・北米・南米)

【世界の3大穀物】 米・麦・トウモロコシ

お米は3種類あって、普段食べているのが、ジャポニカ種(短粒)です。

事前にたくさんの質問をもらいました

質問(ごはんパワー教室2013)

お米に興味を持ってもらってうれしいです!もっと詳しく伝えたいところなのですが、限られて45分間で伝えなければ・・

子どもたちからのメッセージ

子どもたちからのメッセージ(ごはんパワー教室2013)

後日、こんなすばらしいメッセージが届きました。(生徒・保護者)

ごはんパワー教室感想(明峰

このような機会をもらえていつも感謝しています。これからも、楽しくお米のことを学んでもらえるよう頑張ります!