お米の知識

3食でダイエット!ホントに?

2006年02月14日

ダイエットを頑張っている方で朝食を抜いている方はいらっしゃいませんか?
それは本末転倒なんですよ。
私もサラリーマンをしている時は、前日の夜ごはんが遅かったり、朝 時間が無かったりで、朝ごはんを食べていませんでした。だから皆さんのお気持ちはよーくわかります。
朝ごはんを食べないで、昼・夜の2食しか食べていない頭の良い我々の体は、夜には、「この身体はいつ食べさせてもらえるのかわからない。だから蓄えろ(これが脂肪!!)」と指令がでます。
でも、規則正しく朝ごはんを食べると、前日の夜「この身体はいつものように後12時間後にごはんを食べてくれるから余分なカロリーは捨ててしまえ」と指令が出るのです。
一番大事なことは、規則正しく「朝・昼・晩」食べることが最も人間の体に合っているのです。たとえ規則正しい時間に食べられなくても、朝ごはんは少しでも食べた方が良いです。
もう少し具体的に説明すると朝食は、脳や身体に必要なエネルギーを補給するため大変重要です。
人間は眠っている間にも呼吸や心臓の働きが休む間もなく続いているため、エネルギーを消費しています。
睡眠中はエネルギーの貯金にあたる「グリコーゲン」などを使っていますが、朝起きるころになると、このストック分も不足気味になります。
そのため、エネルギーを補給し元気良く活動するためには、朝食にごはんを食べることが大切になります。
食事の回数が減ると、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足しやすく、便秘や肌荒れなど身体の不調を招きます。(朝ごはんを抜いている方思い当たりませんか?)
朝食など食事を1回抜くと、お腹がすいた反動で、その後の食事を食べすぎる傾向になり、空腹状態が長く続くと身体は脂肪をたくわようとする働きが強くなります。
まさしくダイエットには逆効果なのです!
ダイエットや、朝食を抜いている方に教えてあげてくださいね。