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30回噛みましょう!
2010年11月04日
30回は、よく噛むという目安ですが、よく噛むと脳の活性化や、満腹感にも影響するのです。特に朝食をよく噛むと脳がしっかり目覚め、午前中の仕事の効率があがります。また、よく噛むと脳にある満腹中枢が早く満腹宣言をするので、食べすぎを防いでくれるのです。
なかなか30回は難しいですが、まずはいつもよりも多めに噛むことを心がけましょう!
噛むは消化吸収の始まり
噛むことによって食べ物は歯で細かく砕かれ、砕かれながら口の中にある唾液と満遍なく混ざります。唾液が混ざった食べ物は飲み込みやすい大きさにまとまって食道へと落ちていきます。
食べ物は次に胃に入り、胃液と混ざって溶かされながら吸収のしやすい液状になっていくのですが、このとき噛まずに飲み込んだ形のあるものが入ってくると、胃は何とかしようといつも以上に働かなくてはなりません。常に胃が働きすぎると、胃の調子が悪くなるのです。
ごはんは脳のエネルギー
消化がよくなっても、そのままでは米粒とはいえ大きすぎます。ごはんをよく噛めば唾液と混ざりあって淡い甘みのある麦芽糖に。その後ブドウ糖になって吸収され、脳のエネルギー源となるのです。
その結果、初めに述べたように脳が生き生きとして仕事や勉強がはかどるというわけです。