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お米はどこから来たの?(お米の歴史)
2010年09月11日
米は東南アジアからやってきた?
稲の原産地は、
- 【インドの北東部からラオスの西部にかけて】
- 【揚子江の下流(栽培種)】
という2つの説が有力ですが、
原始時代の人たちが自然の水辺に生えていた稲の種を集めてきて、自分たちが住んでいるそばに撒くなどして育て、食用としたのではないかといわれています。
日本に入ってきたルート
- 中国北部から朝鮮半島南部を経由して北九州に
- 中国南部から台湾、沖縄を経て九州に
- 中国揚子江下流の民族が北九州に移住して持ち込んだ
などの説があります。
3500年前の稲の化石(プラント・オパール)が岡山県で見つかっていますが、コメの化石や水田の跡が九州で多く見つかっていることから、日本国内で一番初めにお米を食べたのは九州の人たちだったかも知れない?と思われています。
稲は人と共に日本に上陸した?
日本に入ってきた米の栽培には、はじめは畑で栽培されていたという説と、いやいや日本に伝わったときから水田で稲が育てられる方法が確立していた、という説がありますが、残念ながら歴史的には未だ解明されていません。
日本に米が入ってきて以来、様々な工夫や改良を重ね、世界的においしいとされている今の米の文化を確立したのは、いうまでもなく私たち日本人です。
「米」は日本の食文化の要として、これからも大切にしていきたいものですね。