産地情報

佐賀米プロジェクト(新品種・棚田・さがびより)

2013年07月24日

25年産の生育確認に佐賀へ行ってきました。今回は2日間に日程、福岡空港から唐津、翌日は佐賀市内から伊万里へ移動でした。

 大浦の棚田(日本の棚田百選)7/23

 大浦の棚田(日本の棚田百選)

大浦の棚田に来てます!(30ha) もう穂が出てます。8月下旬収穫予定でしょうか。
棚田の枚数も1960年頃は1,200枚超でしたが、今では後継者不足や高齢化等により年々減少し、現在は1,060枚くらいです。 田んぼは、お米を収穫するだけでなく、やすらぎの場、美しい景観など多面的な役割を担っています。

  浜野浦の棚田(日本の棚田百選)

 浜野浦の棚田(日本の棚田百選)

ここも棚田百選に選ばれている、浜野浦の棚田。 農作業の大変さが伝わってきます。

  石積み

 浜野浦の棚田(日本の棚田百選)石積み

大小283枚の田んぼが幾重にも連なっています。(11.5ha) 本来は農耕地と不敵な環境の急斜面に、戦国時代(1493-1590)から江戸時代(1603-1868)にかけて先人たちの偉業により山を切り開き、石を積み上げ築かれました。

さがびより(特別栽培)

あうちさがびより2013

被害もなく、順調に育っております。今年も品質が高く、歯ごたえあるおいしいお米になることを願っています!

この後、私の中で、日本でトップクラスの玄米を調整をされるカントリーエレベーターにも行きました。

佐賀米プロジェクト(検討会) 7/24

新品種プロジェクト(伊万里総合庁舎)

農場試験研究センター内での試験栽培から、農家の田んぼで栽培を始めました。

通常のお米とは違い、いろんな課題がありますが、チームワークでそれぞれが課題を解決するよう試行錯誤しています。

生育確認(丈夫に育っています)

新品種プロジェクト圃場2(生育確認)

「分けつ」も順調

新品種プロジェクト圃場3(生育確認)

実際の田んぼで栽培するのは初めてなのに、驚くほど順調に育っています。

佐賀県、試験場、普及センター、生産者、JA、お米マイスターが連携

圃場視察(伊万里)

念願のお米が今年収穫されると思うと、皆様の協力があってこそです。

途中何度も諦めようと思いましたが、プロジェクトチームの皆さん、新しいお米料理に使って喜んでもらえる。そんなことを考えここまで来ました。

10月下旬の収穫が楽しみです。