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魚沼産コシヒカリ生育確認 (新潟・福島豪雨後)
2011年08月10日
新米(23年産)の生育状況を確認に、魚沼まで行ってきました。訪問する10日前に集中豪雨(新潟・福島)で県内の河川の堤防が決壊するなど深刻な被害を受けてました。(平成23年7月新潟・福島豪雨)
被害を受けられた方には心よりお見舞い申し上げます。
昨年よりも順調に育っている魚沼産コシヒカリ
この地区では被害を受けている所(約40ヘクタール)もありましたが、ほとんどが無事で生育も順調です。
南魚沼市では、冠水、土砂が入った水田は、市内の全耕作面積(約4800ヘクタール)の70分の1にとどまりました。
出穂を迎える(8/10)
写真中央に見えるスキー場の斜面が地すべりしてしまったり、クレーン車は上越線の昼夜を問わず復旧作業をしていました。
(六日町~越後湯沢駅間の上下線で運休)
出穂時期は水が重要です。
用水路の復旧は急いで行わなければ他の田んぼに水が行かなくなってしまうので、懸命に作業をしていました。
田んぼが集落への水害をくいとめる
この下の集落の多くは床上・下浸水の被害でとどまりました。もし、田んぼが無ければもっと被害が拡大していたかもしれません。
田んぼはお米を作るだけはなく、ダムの役割も果たしています。
被害のあった田んぼ力を合わせ復旧しなければなりません。
田んぼに落雷
稲に雷が落ちるのは初めて知りました。落ちたところは円形に稲の先が枯れ、黄色くなっていました。
上杉景勝、直江兼続が学んだ寺(雲洞庵)
歩くだけで仏の功徳があるといわれる参道の石畳。敷石の裏には法華経が書き写されている。(雲洞庵)
樹齢300年杉木立
新米(23年産)について
冠水した水田も多く、収穫量はわずかに減ってしまいますが、残った田んぼの稲の生育は昨年よりも順調です。
今年は「米の放射性物質検査」が新潟でも実施され、入荷の遅れが心配ですが、他の農産物で放射性物質検出されていないので、それほど時間がかかることはないと思います。
10月中には厳選した魚沼産コシヒカリ(特別栽培)がお届けができると思いますので、お楽しみに!