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「もち米」の歴史
2006年04月03日
日本での「もち」の歴史は古く、稲作の伝来とともに東南アジアから伝わってきたと考えられています。
平安時代になると、白い「搗き餅」の他に、大豆や小豆、ごまなどの材料を加えた餅や、米の粉を用いた「ちまき」のような「粉もち」などが作られていました。
■鏡餅
鎌倉、室町時代になってから使われ始めましたが、平安時代にはもち鏡と呼ばれていたとされています。
古来、鏡は霊力を備えたものとして扱われ、餅は神聖な力がこもる食べ物と考えられていました。
そのもちを神の宿る鏡に見立てて形作られたといわれています。
■力もち
江戸時代には、餅を年中行事などにも作って祝う事が広まり、諸国の街道筋では食べると力が付くと言う「力もち」のような名物もちが売られるようになりました。