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米騒動(お米の歴史)
2010年09月13日
「腹が減っては戦ができぬ」と言いますね。
お腹が減ると戦ができないから世は静かになるのかというと、そうはならず、食料の中心である米が食べられなければお腹がすく、さらには餓死する人まで出るに到るから起きるのが、米騒動です。
米騒動の原因は?
米騒動は凶作による米不足や価格の高騰が原因だといわれています。
近世では享保の大飢饉(1732~33)など4大飢饉をはじめ500件以上も起こったようです。いつの時代も人間が自然を支配することはできず、冷害(冷夏)や干害(水不足)、風水害(台風)が起こると一気に米の収穫が落ちるのはいうまでもありません。
江戸時代は年貢米を徴収されましたから、米が収穫できなければ、お百姓さんは食べられなくなります。
やっぱり“女性”は強かった!
大正時代に起こった米騒動は非常に有名で、「越中女房一揆」(1918年大正7年)といわれるものです。
第一次大戦後の好景気で米の投機が盛んに行われ、米価がどんどんつり上がっていったのです。そのため一般市民は値上がりした米を買えず、不満が高まっていました。
大正7年7月、富山県魚津町に寄港した輸送船に積むべき米の倉庫前に漁師の主婦たち数十名が集まり、積み出しをやめるように抗議デモを行い、時の内閣を総辞職にまで追い込みました。
最近では平成5年、厳しい冷夏による米不足になり、いわゆる米騒動が起きました。政府がタイ米を大量に輸入したにもかかわらず、国民が日本米を奪い合うように買ったのは記憶に新しいですね。
タイ米のイメージもここで、おいしくなかったと確立してしまいましたが、実際には、品質が高いタイ米は、汁もや炒め物の料理には、とてもおいしいお米です。その土地の料理(食文化)に合った食べ方をすると、とてもおいしくなります。