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コシヒカリのライバルのなぞ
2006年02月10日
コシヒカリのライバルとして有名なお米が「ササニシキ」です。
1963(昭和38)年、コシヒカリをおじいさんとして誕生した「ササニシキ」は、
コシヒカリと同じくらい美味しいお米として評判でした。
とくにサッパリした食感は、お寿司に最適です。
ちなみに、最高級の魚沼産コシヒカリでお寿司を握ると美味しいと想像されますが、実は、粘りが強く「ネタ(食材)」を活かすことができないので最適ではないのです。
魚沼産のコシヒカリは「お茶碗」で食べるのが一番です。
お米は、用途によって銘柄が変わるのです。
本題に戻します!
今ではササニシキの収穫は少なくなって、「ひとめぼれ」に抜かされました。
本物の名産地のササニシキは幻のお米になりつつあります。かわいそうなことに、減っている原因は、病弱なところなのです。
たまには、「ササニシキ」も思い出してください。
【平成16年産 生産量(宮城県)】
・ひとめぼれ:353,500トン
・ササニシキ: 49,000トン