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「いちほまれ」福井県を訪問
2024年02月02日
企業のキャンペーン向けのお米を求め、福井県オリジナル品種「いちほまれ」の産地を訪れ、福井県庁、JA担当者の方と意見交換を行いました。
福井県随一の穀倉地帯である坂井平野は嶺北に位置し、一級河川九頭竜川が平安時代からおよそ千年もの間、この地域の農業用水として重要な役割を担ってきました。
九頭竜川パイプライン
平成28年に、鳴鹿大堰から九頭竜川の清涼な水を農地へ届ける「地下用水パイプライン」が開通し、上流で取水された冷たくてきれいな水が、地下の巨大水路を通じて九頭竜川流域の農地へと行きわたるようになりました。
総延長150㎞にも及ぶ大規模なパイプラインです。
夏場でも冷たくきれいな水を24時間供給することが可能になり、夜間かんがい(夜間に水を供給することで昼夜の寒暖差をつけ、稲をしっかり休ませること)によって、お米が白く濁る「高温障害」を防止し、お米の食味と品質向上効果を上げています。
福井城本丸
福井県庁、県会議事堂や県警察本部はかつての福井城本丸に建っており、今もなお行政の中心となっています。
北陸新幹線の福井駅は、3月16日に開業に向けて工事中でした。
福井県産いちほまれ(特別栽培)
「こしひかり発祥の地」 福井が持てる技術の粋を尽くし、およそ六年の歳月を掛けて開発された福井県のオリジナル品種。夏の暑さでもきれいに実り、病気に強く、農薬や化学肥料の使用を減らして栽培できるため、福井の自然に配慮しながら生産されています。
絹のような白さと艶があり、口の中で粘りと粒感の両方を楽しみながら、独特の甘みも味わえる、食味のバランスが整ったお米です。