中国北京でお米の講演 (WASHOKU事業)
- 2010年1月21日
- 中国大販店(China World Hotel)
- 在中国日本国大使館 外務省 農林水産省
日本食文化の魅力
お米の特性・選び方
お米の炊き方のポイント
外務省からの依頼で、広州(中国)に続き、今回は北京を訪れました。気温マイナス10℃の寒さの中、日本産の食品・食材をPRする「WASHOKU-Try Japan’s Good Food事業」の一環で、新潟米輸出協議会の食材提案会で日本食文化の魅力、お米について講演してきました。
日本の稲作は今から約3000年前に中国から伝わり、今ではすべての日本人が毎日ごはんを食べると言っても過言でない程、食生活になくてはならないものとなりました。お米は日本人の重要な主食であると同時に、歴史や文化の中でも大きな役割を果たし、日本中で栽培されるようになりました。
その後大量生産の時代となり、農薬・化学肥料が多様に使われ、地域の安全や食の安全、生態系などの問題がおこったことから、日本の稲作は、安全と美味しさを追究した方法(生き物を育む農法)へと転換しました。それ以降、環境保全・環境再生される地域が増え続け、現在の、日本人のお米に対する想いや日本のお米の高品質さへ繋がっていることを紹介しました。
また、中国も日本同様、欧米型食生活(食生活の多様化)が進んでいるため、ごはんを最も美味しく食べるために、お米の特性による「料理に合わせたお米選び」や、おいしいごはんの炊き方なども説明しました。
会場には、飲食店の関係者やメディアの方々が来場され、試食会では、新潟産コシヒカリのおいしさに感激されていました。
中国のメディアから、お米マイスターや日本のお米について次々とインタビューがあり、お米に対する関心が高いことを実感致しました。
翌日から、北京の高級百貨店「新光天地」で新潟産コシヒカリ、日本農産物が展示・販売され、大好評だったようです。
今後もお米の普及活動にも力を入れていきます!