長野 「認定米」米官能審査会
長野原産地呼称管理制度 平成28年
長野 「認定米」米官能審査会
- 2016年11月2日(前期)、11月16日(後期)
- 長野県庁
米審査委員7名(お米マイスターなど米の食味の専門家)
- 栽培方法(一次審査)、精米の状態(二次審査)、食味審査(最終審査)
平成28年産長野県産米の米官能審査委員会に今年も審査委員として出席しました。
長野県原産地呼称管理制度「認定米」は、長野県産米の中から、農薬と化学肥料の使用を厳しく制限して栽培され、一次審査、二次審査を経て、お米の食味の専門家で構成された、米官能審査委員会が、最終の食味審査を行い合格したお米だけが認定されます。
それぞれの品種ごとに全国のトップクラスと評価されているお米を基準米として、食味が基準米と同等以上である必要があります。基準米のレベルが高い中でも、同等、それを超えるお米も多数ありました。
合格されたお米は、専門家が認めたお米なので、選ぶときの目安になると思います。このような制度がほかの産地でも増えていき、お米のさらなる品質・食味の向上がされ、美味しいお米がくたくさん食べてもらえるようになれればと思っております。
【長野米】
美しい景観、きれいな水、澄みきった空気という信州の恵まれた自然環境の中で生産されるお米が「長野米」。内陸性で盆地が多い長野県は、夏の朝夕が涼しく、また昼と夜の温度差(日較差)が大きいため、光合成により、米のおいしさを決めるデンプンが効率よく蓄積されます。