『世界農業遺産』広域連携推進会議
世界農業遺産の魅力を食べて学び伝える レシピで共感!里山・海・川の価値
『世界農業遺産』広域連携推進会議
- 2017年02月21日(火)
- カイハウス(貝印株式会社キッチンスタジオ)
- 新潟県主催共同事業
- 料理研究家、料理ブロガー、JA、自治体担当者
世界農業遺産の解説、各認定地域の食材紹介、レシピ紹介、試食交流会など
「世界農業遺産の魅力を食で学び伝える~レシピで共感、里山、里海、里川の価値~」イベントで、佐渡GIASHマイスターとして、佐渡米の魅力とお米(食)についてプレゼンテーションを行いました。
世界農業遺産(GIAHS:ジアス)とは、自然と共生しながら何世代にもわたり形づくられてきた伝統的な農林水産業と、それに関わって育まれた生物多様性、景観、伝統文化などが一体となった世界的に重要な地域を、FAO(国連食糧農業機関)が認定し、次の世代に継承していくことを目指しています。
イベントでは、世界農業遺産登録の「石川、静岡、大分、熊本、岐阜、和歌山、宮崎、新潟」の生産者・料理人・販売者・行政担当者が、食材や地域の魅力を紹介。
食や食材、農業に関心が高く、発信力のある料理研究家・料理ブロガーの方が参加され、各県の食材を使ったレシピを試食しました。
お米マイスターは佐渡産の「朱鷺と暮らす郷米」の魅力を米穀専門店の立場から紹介したり、米食普及のため行っている様々な取り組みや、おいしいお米の炊き方などを話しました。
毎年佐渡に産地訪問をしているのは、田んぼを取り巻く環境、栽培方法、生産者のお米に対する想いをしっかりと感じ、お客様に伝えるためです。食べてもらう方の支えがあり、自然環境、里山景観、文化、芸能などの多面的な機能を次の世代に継承することができるのです。そのためにも、子供からお年寄りまで、もっとお米を食べていただけるような活動をこれからも続けていきたいと思います。