握飯世界一決定戦 ONIGIRI 2021
握飯世界一決定戦 ONIGIRI 2021
- 2021年3月31日(水)
- 国際大学、南魚沼市
- 留学生5チーム(イラン、パキスタン、ベトナム、ラオス、フィリピン)
ローカル審査:2021年3月7日(日)
一般投票:2021年3月22日(月)~3月29日(月)優勝チーム発表:2021年3月31日(水)
南魚沼産コシヒカリの普及のためにお米マイスターが提案した企画が実現し、今回で3回目。今年も留学生が考案する国際色豊かな“ONIGIRI”が登場。魚沼の里ブランラボで行われた審査会で、出場5チームのプレゼンテーションとローカル審査員による試食・審査員賞の発表の後、インターネットによる一般投票の結果、優勝は「ベトナムチーム」に決定しました。
お米マイスターはリモート審査員として参加し、現地で試食することはできませんでしたが、審査会のプレゼンテーション動画、材料や作り方の資料をもとに、どんな味かを想像しながらの審査となりました。
今年は、日本人のプロの料理人が調理、留学生と一緒に取り組む姿は素晴らしいです。プレゼンテーションは、力強いエネルギーがみなぎっており、それぞれの国の特有の食文化が南魚沼産コシヒカリの「おにぎり」として、上手に融合されていました。
イランの家庭料理とおにぎりを合わせ、Ghormeh+Nigiri=”Gorume giri”と新しい名前を作ってもらったり、パキスタンのビリヤニのチキンは日本人にはとてもなじみのある味。ベトナムチームの「お米×スイーツ」の発想は、新たな日本食文化に取り入れていきたいアイディアです。
他にもフィリピンの国民食アドボをアレンジしたおにぎり、ラオスのハーブをユニークに組み合わせて調理したチキンのおにぎりは、各国で愛されている家庭の味を見事にアレンジしていました。
健康志向が高まっている諸外国へごはんの魅力の発信や日本の「ごはん・お米文化」に新しいアイディアが取り入れられ、次の世代にもつながっていければと思っています。