長野 「認定米」米官能審査会
長野 「認定米」米官能審査会
- 2021年11月18日(木)11:30~15:50
- 長野県庁西庁舎1階
米審査委員(お米マイスターなど米の食味の専門家)8名、オブザーバー2名、計10名
- 栽培方法(一次審査)、精米の状態(二次審査)、食味審査(最終審査)
今年も長野県原産地呼称管理制度「認定米」食味審査に審査員として出席し、2次審査を通過した33品の審査を1日かけて行い、28品が認定されました。
この制度は、品質の高い農産物を提供しブランド化を目指す目的で長野県が2003年に制定、今年で18年目を迎えます。審査では、品種ごとに全国のトップクラスと評価されている産地のお米を基準米として相対評価をします。
長野県の稲作は、1等米の割合、及び10アール当たりの収量について長年全国トップクラスの記録を持つ良質米の産地で、令和3年産は、一等米比率98%と高い水準を記録する一方で、作況指数は95と減少しましたが、審査に出品されたお米はどれも大変おいしく、生産者の方々の栽培技術の高さを感じました。
食味や栽培方法の視点で審査された「認定米」は、消費者の方々がお米を選ぶ際の目安にしていただけると思います。
※「認定米」とは、長野県の農薬と化学肥料を厳しく制限して栽培されたお米の中から、一次審査、二次審査、米官能審査委員会による最終の食味審査を経て、合格したお米です。