農産物検査規格検討会 2021
農産物検査規格検討会 2021
- 2021年12月24日(金)13:00~15:00
- 農林水産省 三番町共用会議所 大会議室
- 委員(11名)、農林水産省(5名)
農林水産省が開催する農産物規格検査の見直しを検討する会議に委員として出席、今回の審議事項である「品種銘柄の設定」「新素材に対応した包装規格」「機械鑑定を前提とした規格」の3つについて、小売店の立場から意見を述べました。
品種銘柄の設定については、産地指定銘柄に指定されていない品種についても、米袋に品種名を表示することができるようになります。今までは産地品種銘柄設定されていない場合は、「その他」品種としており、消費者の方にもわかりづらい状態でした。今回の改正が進めば、生産者や地域で新しい品種を積極的に導入することができるようになります。
機械鑑定については、穀粒判別機の測定精度の向上で機器の活用が可能になったことから、現行の規格に加えて、機械鑑定を前提とした農産物検査規格が定められます。
こうしたデータ活用で農業者や現場の負担が軽減されることや、消費者への情報提供が進み、お米の品質・食味が適正に評価されることで、新しい価値を生み出せることができればと思っています。
- 農産物検査規格検討会
- 農産物の種類及び銘柄ごとに定めており、設定・変更・廃止を行う場合は、農産物検査法に基づき学識経験者及び関係者の意見を聴くこととなっています。