長野 「認定米」米官能審査会2023
長野 「認定米」米官能審査会2023
- 2023年10月26日（前期）、11月16日（後期）
- 長野県庁 西庁舎
今年も長野県原産地呼称管理制度「認定米」食味審査に審査員として出席し、２次審査を通過したお米のうち、前期は9品、後期は25品のお米が審査に合格しました。
この制度は、品質の高い農産物を提供しブランド化を目指す目的で長野県が2003年に制定、今年で20年目を迎えます。審査では、品種ごとに全国のトップクラスと評価されている産地のお米を基準米として相対評価をします。
長野県の稲作は、1等米の割合、及び10アール当たりの収量について長年全国トップクラスの記録（90％台）を持つ良質米の産地ですが、令和5年産は猛暑と渇水の影響で白未熟粒が多く見られましたが、食味は前年と比較しても全般に高く、特にタンパク含有量が少ないお米が大半となっています。審査に出品されたお米も大変おいしく、生産者の方々の栽培技術の高さを感じました。
食味や栽培方法の視点で審査された「認定米」は、消費者の方々がお米を選ぶ際の目安にしていただけると思います。
※「認定米」とは、長野県の農薬と化学肥料を厳しく制限して栽培されたお米の中から、一次審査、二次審査、米官能審査委員会による最終の食味審査を経て、合格したお米です。
