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カレーライス(お米料理)
2010年09月09日
学校給食の人気投票でつねに上位を占めるカレーライス。昭和の中頃までは「ライスカレー」と呼ばれていました。
和風、洋風、中華風の料理分類では洋風料理に入れているそうですが、日本で独自に発達した料理です。
※カレーの語源は南インドのタミル語のソースを意味するカリと呼ばれる料理だそうです。
1859年(安政6)、カレーがイギリス船によって日本にもたらされて以降、ご飯との組み合わせによってすっかりカレーライスの愛好国になりました。
明治20年代には小麦粉の使用は普通になり、明治30年代になるとジャガイモが使われだし、ますます日本的料理になっていきます。
家庭料理として普及したのは大正時代後半からといいます。とくに関東大震災(大正12年・1923)ののち、増えはじめた大衆食堂の代表的洋風メニューはカレーライスだったそうです。
大正末期に国産のカレー粉が次々に発売され、日本人好みのカレーが開発されていきます。1955年ごろ(昭和30年代)開発されたカレールウの普及はさらにカレーライスを大衆化させていきます。
カレーには、しっかりとした食感で、大粒で、あっさりしたお米がピッタリです。また、精米してから1ヶ月以上経ったお米も合います!