プラスジーセミナー ~米と炊飯を究める~ 第24回
- 2011年11月10日(木)14:00~16:30
- スタジオ プラスジー ギンザ(東京都中央区銀座)
- 東京ガス
米の調理特性と最新事情
有名シェフや料理研究家、栄養士の先生などに向けて、「米と炊飯を究める」ためのセミナーが開催されました。
テレビなどでもお馴染みの渋川先生(横浜国立大学名誉教授)は、炊飯について説明され、お米の品質や選び方、最新事情についてはお米マイスターが説明しました。
日本ではたくさんのお米の品種が作付され、それぞれに調理特性があり、その違いを外観、香り、味、粘り、硬さについて食べ比べしてもらいました。
また、炊飯土鍋・電気炊飯器・文化鍋などの道具によっても炊き上がり時の粘りに違いがあり、東京ガスで調べたデータと合わせ比較した結果、土鍋が最も甘く粘りのあることがわかりました。
「おいしいご飯」は、お米の品種・品質、精米、炊き方、道具、調理特性、食べる環境など、すべての条件が重要でそれらが複合的に合わさることでおいしいご飯となります。
毎日食べている主食ですが、基本的なことを知っているようで意外に知らなかったり、また思い込みだったりすることが多いものです。“ブランド米”であれば美味しいということではなく、お米の特性を活かしてあげることで、ご家庭でもよりおいしいご飯が炊けるようになります。
・Studio +G Ginza
東京ガスが食のオピニオンリーダーと連携して食に関する情報発信活動を行う施設。
料理研究家やシェフ向けセミナー、シェフとのコラボによる調理法の研究、最新の調理科学に関する研究を通し、「食」にまつわる様々な情報を発信。