佐渡米生産推進フォーラム 講演・パネラー
「佐渡米」が支持される理由とこれからの佐渡米
佐渡米生産推進フォーラム 講演・パネラー
- 2018年12月15日(土)13:30~16:30
- アミューズメント佐渡(佐渡中央文化会館)
- 佐渡市農業再生協議会、佐渡市
- 株式会社はくばく、お米マイスター 金子真人、JA佐渡 常務、生産者
「佐渡米が支持される理由とこれからの佐渡米」というテーマで講演と、「米の消費動向を踏まえて佐渡の米づくりを考える」というテーマでパネルディスカッションを行い、お客さまの声を生産地に届け、こらからの佐渡米について提案をしました。
佐渡米は、生きものと共生する米づくりを実践し、高品質・高食味を追求する米づくりにおいて、JA・行政が連携した取り組みや、ブランド向上のための販促・PR活動で、全国の生産地の中でトップランナーとして走り続けています。しかし、お米の消費量は減少し続けており、全国の産地では新品種の開発をはじめ、需要に応じた米づくりを推進する動きもありますが、市場全体の落ち込みを止めることができません。
そこで、佐渡米の需要そのものを作り出し米の消費量を増やすことを提案、そのためにお米に対する正しい知識を発信し、お米をもっと食べてもらうための取り組みが必要であることをお話ししました。そのためにも、まずお米に携わる方々が自ら、しっかり食べて健康になり、元気な佐渡をPRしていただけるようお願いをしました。
また、学校給食に家庭用電気炊飯器を導入した高知県南国市の事例を紹介、地元のお米を使った温かいごはんを提供することで、食べ残しが無くなり、ごはんに対する関心が深まったそうです。こうした取り組みを佐渡でも推進していただければと思っています。
最後に、中学校の食育授業で使用した最新型の炊飯器が、JA佐渡から佐渡市役所(副市長)に贈呈され、今後の食育授業で活用されるそうです。