長野 「認定米」米官能審査会
長野 「認定米」米官能審査会
- 2018年11月1日(前期)、11月21日(後期)
- 長野県庁
米審査委員5名(お米マイスターなど米の食味の専門家)
- 栽培方法(一次審査)、精米の状態(二次審査)、食味審査(最終審査)
今年も長野県原産地呼称管理制度「認定米」食味審査に審査員として出席しました。 「認定米」とは、長野県の農薬と化学肥料を厳しく制限して栽培されたお米の中から、一次審査、二次審査、米官能審査委員会による最終の食味審査を経て、合格したお米です。
審査では、それぞれの品種ごとに全国のトップクラスと評価されているお米を基準米として、相対評価をしていきます。
今年の長野は、台風など天候の影響があったものの、一反あたり10俵の収穫で全国1位を獲得、玄米検査時の品質を示す1等米の割合も、長年全国1位を記録し続けている、まさに全国屈指の良質米の産地です。
食味や栽培方法の視点で審査された「認定米」は、消費者の方々がお米を選ぶ際にとても役立つ制度です。全国の産地で実施していただき、お米のさらなる品質・食味の向上で、ごはん食の発展に繋げたいを思っています。
【長野米】
美しい景観、きれいな水、澄みきった空気という信州の恵まれた自然環境の中で生産されるお米が「長野米」。内陸性で盆地が多い長野県は、夏の朝夕が涼しく、また昼と夜の温度差(日較差)が大きいため、光合成により、米のおいしさを決めるデンプンが効率よく蓄積されます。