お米マイスターの活動

握飯世界一決定戦 ~ “ONIGIRI” WORLD CHAMPIONSHIP 2019~

2019年04月27日

「握飯世界一決定戦 “ONIGIRI ” WORLD CHAMPIONSHIP 2019」に、今年も審査員として参加しました。国際大学の留学生6チームに加え、今年は地元魚沼の飲食店から3チームも参戦し、「国際色豊かなオニギリ」と「日本らしさ溢れるオニギリ」が日本一を競いました。

このイベントは南魚沼市との共催で、以前、お米マイスターが南魚沼市での講演で提案した企画が実現したものです。

発表会の様子

出場チームは3月の合同練習会で講習や試作を行い、今回の大会に挑みました。留学生チームは、クミンやチリパウダーなどのスパイスや、マトン、コリアンダー、アボカド、チーズなどの具材を使いながら、母国の食文化をおにぎりにうまく調和させ、日本人向けの味付けにアレンジするなど工夫されており、とても美味しいおにぎりでした。

来場者もおにぎりを試食

各チームが発表したおにぎりは来場者にも振舞われ、審査員投票と一般投票の結果、初代世界王者には、「ラオスチーム」に、五ツ星お米マイスター賞には、「ネパールチーム」が決定しました。

優勝ラオスチームのおにぎり

ラオスチームは、小さく刻んだ鶏肉やキノコに、レモングラスやショウガを混ぜスパイシーな味付けに。日本人向けに辛みを控えたそうです。

五ツ星お米マイスター賞のネパールチーム

民族衣装でのパフォーマンス

このイベントを通じて、日本のソウルフード「おにぎり」が「ONIGIRI」として世界で親しまれる料理になり、新しい食文化を築いていければと思います。