食育活動
食育とは、「食に関する知識」と「食を選択する力」を身に付け、生涯にわたり健全な食生活を送る力を育むことです。
食習慣の形成、農産物への理解、食文化の継承、食品の安全性を正しく伝えるため、お米マイスターは食育活動やお米の普及に取り組んでいます。
最新情報
ごはんマイスター★講習会(さいたま会場)
- 2024年02月21日(水)13:00 〜14:20(80分)
- 大宮ソニックシティ「市民ホール403号室」
- 96名(米穀関係者、学校教育関係者、一般の方)
レッスン3)お米と炊飯の科学
レッスン4)お米の取扱いと調理
日米連主催の「ごはんマイスター☆講座」で講師を務め、今回は、「レッスン3:お米と炊飯の科学」と「レッスン4:お米の取扱いと調理」を担当しました。
この日も米流通業者、外食事業者や学校教育関係などお米を扱う方々が大勢出席され、お米をもっとおいしく食べたいという想いに応えられるよう、現場で得た知識や経験を織り交ぜながらお話ししました。
パワーポイントのスライドと動画、テキストをベースに、レッスン3では炊飯のノウハウとポイントを整理し、猛暑で影響を受けた今年のお米の炊き方について、またレッスン4では品質を守る精米保管・保存、料理に合わせた炊飯などを説明。お米のフードロスを減らすためのご提案もいたしました。
受講された皆さんが、より多くの人にごはんのおいしさを伝え、未来の食文化がより豊かになることを願っています。
ごはんマイスター★講習会(名古屋会場)
- 2024年02月14日(水)14:30 〜15:30(60分)
- 栄ガスビル「ガスホール」
- 83名(米穀関係者、学校教育関係者、一般の方)
レッスン5)お米の歴史と文化
レッスン6)お米とご飯食の栄養
日米連主催で今年度よりスタートした「ごはんマイスター☆講座」で講師を務め、「レッスン5:お米の歴史と文化」と「レッスン6:お米とご飯食の栄養」を担当しました。
お米を扱う様々な業種の方々、特に女性が大勢出席され、我々が誤解しているお米の歴史についての正しい理解や、ごはん食の栄養バランスなど、今までの知識をより深めてもらえるお話をしました。
パワーポイントのスライドと動画、テキストをベースに、レッスン5では、先人たちが築き上げた稲作文化ついて、稲作のはじまりから現代までのお米にかかわる歴史、またレッスン6ではごはん食の身体への働き、お米の消費量を増やすためなどご説明いたしました。
講義を通じて、ごはん食が私たち日本人にとって素晴らしいものかを再認識し、自らごはんをたくさん食べることを実践してもらえればと思っています。
両津吉井小学校 オンラインでお米の授業
- 2023年11月29日(水)10:40~11:20
- 両津吉井小学校 4年生(9名)
佐渡市内の小学校では4年生ではトキについて、5年生では米づくりを学習し、トキや生きものとの共生について学ぶ授業が行われています。地域の人々と一緒に田んぼの生きもの調査や江の掃除体験などを行い、佐渡の豊かな自然や伝統を理解し、ふるさとに誇りを持ってもらう取り組みです。
自己紹介の後、児童から埼玉と佐渡のたんぼの違いやお米の味の違い、他産地のおいしいお米の品種など様々な質問を受けました。
佐渡の朱鷺と暮らす郷認証米は美味しさと品質の良さはもちろん、食べるだけで「佐渡トキ」が応援できるので、人気がある銘柄であることをお話ししました。
一方で最近はお米を食べる量が減っている中、すばらしい取り組みも持続できなくなってしまうので、もっとお米を食べてもらうためにはどうしたらよいか、みんなで考えてもらうようお願いしました。
今年は猛暑の影響もありましたが、生産者やJA、佐渡市など専門家の皆さんが連携し、一生懸命、工夫や努力をして品質とおいしさを高めてくださっています。今回の授業や体験を通じて、地域への理解をさらに深めて、トキが羽ばたく自然豊かな佐渡を未来に受け継いでもらえればと思っています。
川越双葉幼稚園「勤労感謝の日・施設訪問」
- 2023年11月20日(月)10:15~11:15
- さくら組20名
お米クイズ、精米工場見学、おにぎり作り
いろいろな仕事に関心を深めることをテーマにした課外活動で、「結の蔵」を訪ねてくれました。店内を見学した後、お米のクイズでは元気に手を挙げて答えたり、籾むき体験や瓶と棒を使った昔ながらの精米リレーでは、小さな手で真剣に取り組んでいました。精米工場では玄米が白米になる工程を見学し、機械の大きな音に驚きながらも一生懸命お話を聞いていました。
おにぎり体験では、「長野県産コシヒカリ(特別栽培)」の新米を象印「極め羽釜」で炊き上げ、炊きたてのごはんを自分でにぎってもらいました。水が足りなくて手がごはん粒だらけになりながら、慣れない手つきでころころ丸い形に整えて、いざ試食!秋晴れの空の下、苦労しながら自分で作ったおにぎりを頬張り、嬉しそうな笑顔が印象的でした。
最後に園児の皆さんから、手作りのメダルと鉢植えのシクラメンをいただきました。今日の経験をもとに、毎日の食卓を支えるために働いている人たちのことを知り、おうちの人や身近な人に「ありがとう」を伝えてもらえればと思います。
南魚沼産コシヒカリ 食味コンテスト審査会2023
- 2023年11月19日(日)15:00~16:30
- JAみなみ魚沼 浦佐支店2階 大会議室
五ツ星お米マイスター、米・食味鑑定士など計7名
- 食味分析・穀粒分析(一次審査)、味度メーター(二次審査)、食味審査(最終審査)
今年も「南魚沼産コシヒカリ 食味コンテスト」の最終審査に審査員として出席しました。
一次審査では47品の中から、整粒値・食味スコア値の上位10品を選出、二次審査では味度スコアと一次審査の食味スコアの合計上位4品が最終審査に進み、食味審査員が実際に食べ比べ、外観・香り・旨味・粘り・硬さの評価を行います。
出品されたお米はどれもおいしく、噛んでいくと旨みが広がり、鼻から抜ける香りも感じられ、南魚沼ブランドに相応しい味わいでした。
今夏の南魚沼地域は、過去に例を見ないほどの高温と渇水に見舞われ、平均気温が30℃を超えたことから白未熟粒が多く発生しました。
全国的にもやわらかい食感のお米が多い中、最終審査に残ったお米は歯ごたえも感じられ、厳しい環境の中でも品質とおいしさを損なわずに仕上がっていました。
受賞された生産者の方には、ぜひこうした栽培技術を南魚沼全体に広げて、南魚沼地域全体のブランド価値を高めていただければと思います。
長野 「認定米」米官能審査会2023
更新日: 2023年11月16日
今年も長野県原産地呼称管理制度「認定米」食味審査に審査員として出席し、2次審査を通過したお米のうち、前期は9品、後期は25品のお米が審査に合格しました。 この制度は、品質の高い農産物を提供しブラ...
川越西高校 フィールドスタディ
更新日: 2023年11月02日
株式会社マイナビが運営する「locus(ローカス)」探求学習プログラムの企業へのフィールドスタディでお米の授業を行いました。 川越で創業し87年を迎えどのような変革を遂げたか、お米の魅力を伝える...
「町の達人に挑戦しよう」 川越小学校3年生
更新日: 2023年06月27日
最初に子どもたちから稲作の歴史についての質問を受け、土偶や高床式倉庫の模型やフリップを見せながら、昔の人々の農業の様子や、川越が昔は海だったことなどを説明。子供たちは目を輝かせながら、真剣にメモをとっ...
令和5年度 佐渡米生産者大会
更新日: 2023年03月11日
「佐渡米の評価と今求められる米とは」というテーマで講演を行い、お客さまの声を生産地に届け、これからの佐渡米に期待することをしました。 佐渡米は、生きものと共生する米づくりを実践し、JA・行政が連携し...
食味マップ検討会
更新日: 2023年03月06日
3名のお米マイスター、大学教授、米検査機器・炊飯器メーカーなど、お米の品質評価の分野に関わるメンバーが集まり、全国の代表的なお米(10銘柄)を同条件で炊飯し、お米マイスターを中心に食味評価を実施。スマ...
埼玉大学付属特別支援学級「お米の授業」
更新日: 2022年12月16日
8千年前はお店の前を流れる新河岸川まで海でその後、海水が引いてその場所が「田んぼ」になったことをフリップを使って紹介。 世界のお米(長粒米・中粒米)と日本のお米(短粒米)の違いや、籾がどうやって白い...