お米マイスターの日誌

岩手県へ「金色の風・銀河のしずく」

2024年12月20日

岩手県花巻を訪ね、行政・JAの担当者と意見交換を行い、農業科学博物館では昔の米づくりについて見学しました。

JA盛岡駅

金色の風(岩手県庁・JA・全農)

令和6年産米の生育について、気温は平年よりも高く推移しましたが、8月には田んぼの水の入れ替えで玄米品質の低下を防ぐ対策を行い、特に銀河のしずくについては1等米比率は99.9%と高い比率となりました。
こうした生産者の方々の努力で、品質の高いおいしいお米が収穫されています。

12/10の発表で岩手県の作況指数は「良」で106でしたが、実際は数値よりもやや少ないという声も。

農業科学博物館

東日本大震災から10年が経過するにあたり、銀河のしずくのもみが「東北復興宇宙ミッション2021」の記念品に選ばれ宇宙へ打ち上げられました。宇宙飛行の記録が展示されています。

企画展「昔と今の米づくり」や、昔の農機具を見学しました。

宮沢賢治記念館

宮沢賢治は盛岡高等農林学校で地学や農学を学び、卒業後は農学校教師となり、稲作指導に力を尽くしました。当時、苦労の多かった農村を豊かにするために行動し、後に続く人々にその願いを託しました。

花巻東高校

花巻東高校に立ち寄りました。ここには、花巻出身のメジャーリーガー、菊池選手と大谷選手の記念モニュメントがあります。その手形と自分の手を比べてみたところ、私の手よりも第一関節分さらに大きいサイズでした!間近で見ると、その大きさから選手たちのスケールの大きさを改めて実感しました。

岩手県江刺産 金色の風 -雅-(特別栽培)

「金色の風 ~雅~」は、仕上げ調整に2.0mmのふるいを用いて大粒米のみを厳選した、国内最高水準の品質と食味を誇ります。
生産者が米づくりのテーマを「雅(みやび)」とし、切磋琢磨しながら品質向上に取り組み、金色の風の品種特性が最大限に生かされた至高のお米です。
ふわりとした食感とかんだ瞬間に口いっぱいに広がる豊かな甘みが特徴で、コシヒカリ並みのアミロース含有率と、ひとめぼれの特徴を兼ね備えた最高級の味わいです。