お米の知識

宮城「金のいぶき」炊飯テスト

2017年03月08日

宮城県が奨励品種登録した「金のいぶき」が送られ、早速、宮城ひとめぼれ玄米と比較してみました。

「金のいぶき」は宮城県古川農業試験場が、玄米食のために開発された新品種です。胚芽が通常の3倍と大きく低アミロースであることから玄米のまま食べても食味が良いのが特徴です。

宮城県「金のいぶき」

宮城産金のいぶきDSC_2589

左:「金のいぶき」 右:「ひとめぼれ」

宮城金のいぶきDSC_2590

見た目は低アミロースということもあり、玄米の色が白っぽいです。

左:コシヒカリ(白米) 中央:宮城産ひとめぼれ(玄米) 右:金のいぶき

宮城産金のいぶきDSC_2591

「金のいぶき」の炊飯方法は、白米と同じで水加減も白米と同じ目盛りです。炊きあがり後は15分lくらいむらした方が炊き立てよりもおすすめ。

食感は胚芽が大きいこともあり、粒々感が特徴です。玄米を炊飯するよりも味わいのあるお米です。
新たな食感の食材なのかもしれません。

白米に比べしっかりと噛むので、唾液の分泌がよくなりますね。

かむことが力を生む

最近は、硬いものがあまりないですよね。柔らかいものを数えながら噛むのは難しいので、噛みごたえのあるものを取り入れてみてください。

例えば、魚の干物、たくわん、根菜類、キノコ類などの食材の形がわかるものが良いと思います!