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「幻の米」北信州 生産者来訪
2011年11月21日
長野県の飯山市から生産者(7名)、農協(1名)の方が、お米の流通や玄米の調整など最新のお米事情を尋ねに遠いところお越し頂きました。(2回目の来訪)
事前に3種類(生産者3人)のコシヒカリを送ってもらい、炊飯テストや成分分析(タンパク質、アミロース、水分)、穀粒判別(整粒割合、大きさ、白度)でデータを取っておきました。
魚沼に隣接しているこの地域は、生産量が少ないため、北信州みゆき「幻の米」として販売され、食味も高いお米なのですが、他の産地と比較して頂くため、その中の1つを選抜し、他の2品種と食べ比べをしてもらいました。
さすが生産者の皆さん、同じ品種がある中でも、ご自身で栽培されたお米を当てられました。
食べ比べの結果や成分分析、穀粒判別結果を見て頂きながら、お米マイスターが選ぶお米の基準や他の産地での取組みなどを比較し、さらに高い水準のプレミアム規格の提案をしました。
今度、長野にも伺うことになり、農協、生産者と協力しながら、新しい取り組みに挑戦していこうと考えています。
【長野県飯山】
飯山盆地は、日本でも有数の豪雪地帯で、盆地特有の昼夜の気温差や清らかな雪解け水によって品質の高いお米が育つことで知られています。
今回お越し頂いた生産者のみなさんは、その中でも広大なブナの天然林が広がる山々の麓で米づくりをされていて、「森の女王」とも言われるブナの恩恵を授かりながらおいしいお米が育まれています。