産地情報

「東北194号(いくよちゃん)」宮城県へ産地訪問

2016年03月17日

「東北194号(いくよちゃん)」の産地視察で、宮城県のくりこま高原(JA栗っこ)へ行ってきました。

宮城県の北西部に位置し、中心となる栗原市は宮城県内では最大の広さ。中央部から東部・南部にかけて、栗駒山南麓の三つの渓谷から迫川、二迫川、三迫川の3つの川が、広大で肥沃な栗原耕土を潤し、おいしいお米づくりの環境が整った地域です。

「東北194号」は、「ササニシキ」と「ひとめぼれ」を継承した、宮城を代表する銘柄として期待されている品種で、柔らかい食感でさあっさりしているのが特徴のお米です。

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JAから東北194号の説明

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出穂期及び成熟期はひとめぼれ並みかやや早く、宮城県での早晩性は”中生の晩”となっています。宮城を代表する銘柄として今後に期待をしています。

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品質基準(東北194号 いくよちゃん)

食味値80点以上 タンパク値 6.3%以下 整粒歩合 80%以上

東北194号の愛称

栗原市では「いくよ(194)ちゃん」、大崎市では「ささ結」、JA加美よつばでは「ささゆた香」と東北194号が宮城県内でも別々の呼び名になっています。

全国各地で新品種ブランドが出ている中、難しいとは思いますが、呼び名を統一して全国に広められるようなブランドにしてもらいたいと思っております。