日本生まれの「長粒米」

長粒米「ホシユタカ」意見交換会 佐賀へ

2015年09月28日

お米マイスター×佐賀米高品質化プロジェクトが取り組んでいる、長粒米「佐賀産ホシユタカ」の生育状況や今後の展開など意見交換会がありました。

今まで短粒米が主流だった日本では、国産長粒米ブランドは新しい試みで、多くの専門化が携わり、美味しい長粒米づくりに取り組んでいます。

今回は、青年農業者、伊万里青年部、JAさが、JA伊万里、佐賀県農産課、佐賀県流通課、佐賀県農業試験研究センター、佐賀県農業技術防除センター、伊万里農林事務所(普及センター)、伊万里市の各分野から大勢の方が集まってもらいました。サガテレビ、伊万里ケーブルテレビ、NHKに同行取材してもらいました。

「お米の花」佐賀産ホシユタカ(長粒米) 9月8日出穂

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田植え:6月20日頃 昨年は草丈が延びて稲が倒れることが心配だったので穂肥ができず、収量が目標まで行かなかったが、今年は肥培管理を徹底したことで稲の長さを抑えることができ、穂肥が基準量を施用できた。日が少なく、低温だったのに、田植え20日後の茎数も昨年よりも多く、充実した茎作りができました。生産者、普及員などの管理の徹底ぶりが感じられました。

意見交換会(伊万里市総合庁舎)

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10数台の車で圃場へ

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テレビ局の取材も

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ホシユタカの生育調査確認

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まだ全国で100か所、佐賀では4か所が導入され、その内の1か所をホシユタカ圃場に設置してもらいました。

http://field-server.jp/paddywatch/

伊万里の中山間地へ

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斜面がコケだらけ。水が豊富で日照もよいのでしょうね。

野生動物対策

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中山間地域では野生動物の被害が深刻です。柵を設置するのも大変な作業で、生産者1人ではできないこと、集落みんなでの共同作業。

伊万里深山米

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深山の牟田地区は、城古岳(じょうごだけ/標高404m)の山頂付近にもかかわらず、湧水が多い地域です。

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おいしいお米づくりと美しい里づくり(棚田)

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この傾斜での農作業は大変です。食べて応援して、次の世代にもつなげていきたいですね。

唐津(逢地の里)さがびより

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さがびより(特別栽培)も順調に生育しています。

カントリーエレベーター

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収穫後、籾を乾燥させるのは、火力で一気に乾燥させるのではなく、除湿乾燥をして、出荷前に籾摺り(今摺り米)をして、光選別機などで高品質な玄米に仕上げています。