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「めし丸 元気つくし」福岡県を訪問
2023年01月25日
企業のキャンペーン向けのお米を求め、福岡県オリジナル品種「元気つくし」の産地を訪れ、カントリーや圃場を見学し、JA担当者と意見交換を行いました。
福岡県は都市部のイメージが先行しますが、言わずと知れた農産物の宝庫で、恵まれた自然環境の下、果樹、野菜、花、茶など多種多様な農業が営まれています。
中でも稲作は縄文時代晩期(3000年以上前)からこの地で米づくりが行われ、稲作の源流ともいえる福岡。筑後川流域に広がる筑紫平野では早くから優れた農業技術を開発し、灌漑設備が整えられ発展してきました。
今では九州一の米の生産量を誇る穀倉地帯として「食の都」福岡を支えています。
八女茶の産地「八女市」
県南部に位置する八女市は、八女茶をはじめ、いちご、電照菊など多くのブランド農産物を生み出している地域。
西部は平野で、東部の山に近い地域では棚田が形成され、中山間地の特性を活かした稲作を行っています。
八女市 棚田(鹿里の棚田)
市域のほとんどは矢部川流域となっており、起伏豊かな地形と、茶畑、棚田、農村集落などの伝統的な景観が残る美しい地域です。
圃場を見学
この日はまだ雪が残っていました。この日は日本海岸で大雪のおそれで飛行機も105便が欠航、24日の出発・到着もかなり遅れましたが福岡入りすることができました。翌日25日は高速道路が全線通行止めとなって、一般道は渋滞してしまい3倍近い時間がかかってしまいました。産地に到着する頃は晴れていてよかったです。
めし丸 元気つくし
福岡県のオリジナル品種「元気つくし」は夏の高温にも強い品種で、中でも「めし丸 元気つくし」は生産者グループによって、「おいしさ」と「安心への取組み」にこだわって栽培されたお米です。
また各JAが参加する食味コンテストを開催することで互いに競い合い、食味の向上に励んでいます。
めし丸 元気つくし
「つくしろまん」を母、高温に強い「つくし早生」を父に持ち、近年の温暖化の下でも安定した品質と食味を誇る福岡県オリジナル品種。中でも高品質米「めし丸」を厳選、しっかりした粒感、つやと粘りがあり、冷めてもおいしさ長持ち。新米時期はもちろん、春先から夏場まで安定した食味も魅力です。