産地情報

新之助(新潟佐渡)オンライン産地訪問

2021年02月22日

企業キャンペーン向けのお米を準備するため、JA佐渡営農部の担当者と、「新之助」についての情報交換をしました。
前回と同じく、Web会議システム「Zoom」を活用し、産地との連携を取りながら進めています。

新潟県佐渡市

米どころとしての歴史を誇る新潟県、中でもトキの生息地として知られている佐渡島は、「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を立ち上げ、独自農法でお米を生産しています。

朱鷺と暮らす郷認証米

農薬や化学肥料を削減(地域慣行比5割以上削減)し、水田とその周囲に生きもののための生息環境を作り出す「生きものを育む農法」で栽培された安心・安全なお米です。
「朱鷺と暮らす郷」認証マークがあるお米は、売上の一部を「佐渡市トキ保護募金」に寄付されます。

佐渡市のこうした取り組みでトキの野生復帰は順調に進み、2011年には日本で初めて国際連合食糧農業機関(FAO)の定める「世界農業遺産(GIAHS)」として認定されました。

WEB会議の様子

  

田んぼの様子

長期貯蔵でもおいしさが維持。他の品種に比べ、高温化での長期貯蔵後でも脂肪酸度が低く品質が低下しにくいお米です。

新潟佐渡産 新之助(特別栽培/朱鷺と暮らす郷認証米)

コシヒカリとは異なる新しいおいしさ、「粘り」と「弾力」を兼ね備えた、夏の暑さにも負けない品種(高温登熟耐性) です。
トップクラスの食味・品質基準を設け、基準に満たないお米は新之助ブランドとして流通させない徹底した取り組みで、消費者から高い信頼を獲得しています。
大粒でツヤのある美しい炊き上がり、まろやかな甘味とコクの深さが心地よく、上品な粒感と、弾力ある食感が余韻として感じられます。見た目の美しさとあふれる存在感で、料理全体をグレードアップするお米です。

名前の由来は、誠実で芯が強く、スタイリッシュな現代的日本男児をイメージし、品質への自信やブランドとしての意志の強さを表現しています。