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「金色の風」研修会 岩手県江刺へ
2022年07月08日
こだわりの「金色の風」を探すため、岩手県の江刺(奥州市)を訪れました。
岩手の一大ブランド「江刺金札米」は、秋田県大曲で育成された「陸羽132号」が、大正10年に江刺郡愛宕村で試験栽培されたことが始まりです。これを機に、江刺地域一丸となって高品質・良食味米の生産に力を注ぎ、全国的な評価を獲得。戦後には全国に先駆けた技術や施設等の整備を積極的に行い、令和3年には生誕100周年を迎えました。最近では地域全体で特別栽培(減農薬、減化学肥料)に取り組み、全国的にも注目されています。
ほ場を視察(金色の風)
江刺金札米「ひとめぼれ」を長年作り続けてきたベテラン生産者が、プライドにかけて栽培に取り組んでいる「金色の風」。その中でも、こだわりの金色の風「~ 雅 ~」は、通常の金色の風を2.0mmのふるい目で調整した大粒米で、ふわりとした食感と豊かな甘みが特徴のプレミアム米。国内最高水準の品質と食味を誇り、令和4年産からデビューします。
JA江刺の取り組み
北上川の東側に位置し、稲作に適した肥沃な大地が広がる江刺地域。夏は日照時間が長く、冬は北上川からのぼる水蒸気が雪を降らせます。美味しい米の栽培に欠かせない寒暖差が大きい気候に恵まれ、自然の恵みを活かした有機質の完熟堆肥を施用、農薬の削減による栽培で、環境に配慮しながら、安心安全な米作りに取り組んでいます。
スマート農業
スマート農業を導入、生産者とJA、関係機関が連携して良質米づくりに取り組み、高い評価を得ています。
江刺市農業活性化センター
生産者合同研修会に参加し、ほ場を視察後、令和4年産の生育状況の確認と、令和3年産金色の風について、お客様からの声を届けました。
玄米倉庫
7月には、玄米倉庫にお米はほとんど無い状態です。
江刺ロマン(りんご)
岩手県ではりんごの栽培も盛んで、手間暇かけ栽培された「江刺ロマン」は糖度が高くおいしいと人気の品種です。米やりんご以外にも、野菜類も市場で高く評価されています。
ジャンボ鉄瓶
奥州市は盛岡市と並ぶ南部鉄器の産地。水沢江刺駅前にある巨大な鉄瓶は、高さ4.65m、重さ1.8tで、湯飲み茶わんで75000杯分のお茶が入れられます!
「黄金の國 いわて」がコシヒカリを超える全国最高水準の味わいを求め完成させた岩手県オリジナル品種。岩手県独自の技術開発で美味しさの遺伝子を特定し、その美味しい遺伝子を持つ系統(Hit1073)を母に、トータルバランスに優れているひとめぼれを父に人工交配を行い誕生しました。
ふわりとした食感とかんだ瞬間に口いっぱいに広がる豊かな甘みが特徴で、コシヒカリ並みのアミロース含有率と、ひとめぼれの特徴を兼ね備えた最高級の味わいです。