産地情報

「ヒノヒカリ」熊本県水上村へ(お米講演)

2019年02月26日

企業のキャンペーンのコンセプトに合ったお米を求め、熊本県水上村を訪問、視察後、生産者と役場の皆さまに「お米講演」もしてきました。

水上村(みずかみむら)は、熊本県南部に位置し、球磨川源流の清らかな水と、霊峰・市房山の清涼な空気がもたらす豊かな自然に恵まれた山里の村です。
中でも湯山地区は、標高400m超の高冷地域にあたり、山間地特有の寒暖差と、生活排水の影響を受けない球磨川の源流水を利用した稲作が行われ、良食味のヒノヒカリが栽培されています。

市房山山麓に広がる棚田

豊富な水


一年中水が切れることがない場所です。

巨大な市房杉


霊峰「市房山」をご神体とする市房山神宮までの参道沿いには、樹齢800年を超える杉の巨木が今も残っており、その中でも幹回り6m以上のものは「市房杉」と呼ばれています。こちらはなんと幹回り8m!圧巻の光景でした。

清流・球磨川の源流

湧き出る緑豊かな山村です。

お米の講演

生産者の方々が自らごはんをしっかり食べて、健康で元気なご長寿の村を実現していただき、お米の素晴らしさを伝えていただければと思います。

農家の宿

二十数件の農家民宿があり、今回初めて、水上村湯山地区の広大な茶畑のなかにある農家民宿に泊まりました。

納屋を改築されたと思えないくらい素敵なところで食事も美味しく、素晴らしい時間を過ごせることができました。
「人吉球磨」地域では、ひなまつりのイベントが開催中で、ひな人形や手作りのつるしびなで飾られていました。

農家民宿は、海外や都会と農山村の人々を結ぶ懸け橋として素晴らしい取り組みです。全国に広まってほしいです。

森林で蓄えられた水が田畑を潤し、川を通って海に注ぎ豊かな海を作ってくれます。山、森を守るのは、次の世代の農業、漁業にとっても大切なことですね。